私の悪役好きを考えてみるとけっこう、中学入るまえは今ほど極端に悪役ばっかり好きだったわけではなく、むしろ主人公サイドにもきゃいきゃい言ってた私なんですが、考えるとちょうど中学にあがる頃からじわじわと転換していったように思えます。
ハリポタとか最初グリフィン組とかシリウス大好きだった筈なのに、ゴブレット観に行ってヴォルデモート様まじかっこいいとか素で思ってしまった時の衝撃ったら無かった。
きっかけは、ぼんやりアレかなあ・・・くらいは目処がついてるんですが、その話は置いといて。
途中から改心したり話の流れとかで味方になっちゃったりする系の敵役よりは、やっぱり悪役としてでてきて最後まで悪役として死んでいくような子達が好きです。
もちろん、烈火みたいに闘って仲良くなって~みたいなノリも大好きですし、そういう子も大好きなんですけどね!
なんていうかこう、悪役として最後まで生きていなくなってく人たちは、絶対に自分の弱みを見せない、見せようとしない。そういう姿勢があると思うんです。全部が全部じゃないけども。
烈火だと弱さとか生い立ち背景が見え始めたら、たいがいの場合仲間フラグだと思う。
そう考えると、敵方から味方的な方向になったのって(アニメルはのかして)正統にはイアン君ぐらいじゃないかと(パノちゃんとか微妙な立ち位置なので・・・某目隠しは言わずもがな)いうMARは小・中学生向けの割に、軽いノリでシビアな内容ですよね。
まあ、だからチェスが好きなんだけどもー。
ファントムとペタさんは何も言わないけど、お互いがお互いの弱さをじんわりとカバーしているというか、あの人たちにとってそういう「弱さ」ってイコール人間らしさなんじゃないかと思う。
だからそういう部分をささやかにも許し合える所に、あの二人の他とは違う雰囲気とか人らしい面っていうのはあったりするんじゃないかと思ってみたり。
BASARAのとか見ているとすごいほのぼの平和だなあ幸せだなあって萌えるんですが、嫌いじゃないしむしろ好きなんだけどMARであんまり現パロをやろうとは思わないのは、ああやって「悪役」である彼らが好きだからなのかなと思う今日この頃です。
まあ、ただ単に私がシリアルしか基本考え切らんからなのかもしれないけど。
でも、そういやMARって公式でチェス高等学校とかなかったっけ。
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